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食事の注文が1回縛りの制度がある会社

食事の注文が1回縛りの制度がある会社

こんにちは。mtc.広報です。

今回はmtc.に最近できたちょっと珍しい福利厚生「FOLO制度」をご紹介します!

FOLO制度とは

FOLO制度(フォロー制度)=First order,Last order とは、mtc.のメンバーが二人で食事に行く際に、10,000円を上限に会社から補助金が出るmtc.独自の制度です。
一ヶ月に一回だけ利用することができます。

食事に行った二人は最初の注文(=ファーストオーダー)が最後の注文(=ラストオーダー)となり、追加で頼む!のも2軒目いく!のもナシ!というルールです。

その場の雰囲気で長引いてしまうとどっちかが辛くない?ということで、限られた時間の中で話すことで、その瞬間を大事にすることができます。

ちなみに、飲みニケーションを推奨しているわけではありません!お酒が出ないお店でも全く構いません。

「アウトプット評価」って怖くない?

FOLO制度は元々、評価制度の話から生まれました。

mtc.は内部人事においてアウトプット評価を採用しています。
会社の存続において利益をつくることはとても重要で、貢献した人がきちんと評価されるべきという考えを持っているからです。
(日々の頑張りを全く見ないというわけではありません!)

これは採用面接の際に話をしていて、実際私も面接の時に説明を受けました。
正直その話を聞いた時は、理解はしつつも、アウトプット評価は初めてだし
「厳しそうだな…」
「外資っぽくてなんとなく怖いな…私大丈夫かな」
なんて思っていました。

入社してからはその不安は消えて、むしろプロセス評価よりもきちんと向き合ってくれてる!と感じます。
自分が出したアウトプットをしっかり見てくれているんだなと思うと頑張れるし、例えば滞っている案件に対しても「別の解決策があるんじゃないか」と自分の仕事を管理する上での指標にもなります。

社員のモチベーション管理、会社がすべきか

なので、日々のモチベーションの維持はとても大事なこと。
ある日のミーティングで、そこを会社が管理するべきか否かという議論になりました。

「そこは自分で管理するべきでしょ!振り回されてらんないよ!」というのが最初の正直な声でした。

けど、時には落ち込むことだってあるわけじゃないですか、人間ですもの。。。
そんな時に「今日飯行こう」と言って気にかけてくれるのってやっぱり有り難いですよね。

代表やマネージャーに限らず、誰かの変化にメンバー同士が気付きあい、声をかけられる関係になれるなら、そこに補助金を出す価値があるんじゃないかという考えから、このFOLO制度が生まれました。

ちなみに、ご飯以外の案も出ました。マッサージ券や好きに使っていい1万円などなど。
でも仕事のモチベーションってメンバー同士で認め合ったり向かい合うことが一番効くよね、となりました。好きなものは自分のお給料で買えばいいですしね。
「二人」で「話ができる」環境であることを重視しました。

実際に使ってみた

11月某日。コロナの制限が緩和された頃、実際にFOLO制度を使ってみました。
声をかけてくださったのはクリエイターのヒロさん。お仕事でいつもお世話になっています。

「そばと天ぷらが食べたいです!」と言ったらグルメなヒロさんおすすめのお店を予約してくださいました。

FOLO制度で利用した恵比寿の蕎麦屋さん

ファーストオーダーがラストオーダーになってしまうので、お腹と相談して二人ともいい感じのコースにしました。

これまでちょっとした会話や仕事のあれこれの話はしていましたが、お互いのことを深く知る機会はありませんでした。
「どういうきっかけでmtc.に入ったんですかー?」
「最近仕事どう?」
「なんの仕事をしてる時が楽しい?」
この機会に気になってたことを聞こう!と思っていたので、あらかじめ準備していた質問をしたり、私の仕事の悩みを仕事の先輩としてアドバイスをもらったりしました。

例えば、最近ある仕事をこなす時になぜか気持ちがしんどいな…と思っていたものがあったのですが、ヒロさんとのお話の中で仕事内容を分解していくと、工程の一部が苦手なだけで、全体の作業自体は嫌いじゃないんだ、という発見がありました。

それを理解できただけで、その仕事に対しての気持ちがスッとラクになりました。

時間で言うと1時間半程でしたが、美味しいご飯を食べながら密度の濃い時間を過ごすことができました。

同じ釜の飯を食う

FOLO制度、いかがでしたでしょうか。
モチベーションのコントロールを目的とした制度ですが、落ち込んでいる時にしか使っちゃいけないわけではなく、今回のようにコミュニケーションをとるための制度として、ラフに使うこともできます。

コロナや色んなハラスメントの危機管理で気軽にご飯も誘えない時代ですが、「個」の集まりである会社が最大限力を発揮するためには、メンバー同士のコミュニケーションは欠かせません。

「言いたいこと言いづらいな」とか「あの人の様子気になるけどそこまで親しくないからいいや」は仕事を進める上でも大きな障壁になります。

このFOLO制度は「同じ釜の飯を食う」ことで、お互いの繋がりを強固にすることもできます。

mtc.では他社にはないちょっと変わった制度が他にもあるのでぜひご覧ください!

従業員の幸福度を上げる「EH」という考え方

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