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37歳でプロが集う会社へ。「自分には無理だろうなぁ」と思っていた不安と入社後のギャップ

37歳でプロが集う会社へ。「自分には無理だろうなぁ」と思っていた不安と入社後のギャップ

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転職活動中のみなさん。転職って、悩んだり不安になったりすること、多いですよね。
この記事では2021年の2月に37歳でmtc.に転職した僕が経験した、入社までの道のりをお話し、みなさんの不安が少しでも解消し前向きに転職活動にチャレンジできたらいいなと思って書きました。

これまでの経歴

簡単に僕の経歴から。

1社目:高専卒業後にSIerへ就職。
主に大手通信会社のBtoCサービスのシステム開発を担当していました。 SIerとしては珍しくBtoCサービスを担当していたので面白かった一方、「もっと自分でできる領域を増やしたいなぁ」という思いが大きくなり、30歳の時に転職。

2社目:教育系のベンチャー企業でエンジニアとして自社サービスの開発を担当した後に、マーケターへコンバートし新規顧客獲得のための施策実行を行っていきました。
小さな会社のマーケター。ホームページのリニューアルや、パンフレット制作、広告運用、ノベルティ制作、キャンペーン企画、オウンドメディア運営、動画制作、SNS…とにかく、集客の為にはとにかく手当たり次第になんでもやる!そんな感じでした。加えて、マネージャーとしてチーム運営の役割も有りました。

40歳目前で感じた不安

このような業務を通じてマーケティングという仕事が楽しく、自分に合っているなと思いつつも現状に何か「闇雲感」がして、もっともっとマーケティングの知見を高めていきたいという欲求が芽生えてきました。

できれば、ユニーク性がある所で学びたい。
37歳という年齢もあり、転職するのは早い方がいいかなと思い転職活動をスタートしました。

mtc.を見つけたきっかけ

「たまたま」というのが正直なところです。
転職サイトを眺めていた時に、たまたまmtc.の募集を発見しクリックしました。 今となっては、この時の行動をした自分を「よくやった!」と褒めてやりたいです。
リファラル採用がメインだったmtc.では僕のエントリーで少し戸惑ったようで…(笑)、その後の面接では「なんでmtc.がいいの?/mtc.でいいの?」という疑問の払拭するためのコミュニケーションが多かった気がします。

募集要項に記載されていた「マーケティングを主軸においたゼネラリスト」というのがなんだか面白そうで、その後にコーポレートページもチェック。
どんな人たちが働いているのだろう、と「Member」のページを何度も目を通していました。


Member – mtc. https://mat-c.com/member/

Memberの印象

「代表取締役 岡崎 徹」
…ZOZOのCRMを立ち上げた人なのか。SIer出身というところが一緒で共感持てるな。

「コミュニケーションクリエイター 飯塚 英治」
…いろんな会社のマーケティングをやってたんだなぁ、この人もすごそう。「好きな食べ物はカレー。」

「クリエイター 太田 啓之」
…ムサビ出身なのかぁ!すげえな。

「ディスカバリークリエイター 住谷 知美」
…リサーチの人もいるんだ。いまの仕事で課題に感じている部分の一つ。ユーザの深層心理を探らずにその場の勢いで突き進んでしまう施策が多く、ヤキモキすることが多かった。
この人と一緒に仕事をすることで、そういう部分が解消されていくかも。

「ストリームクリエイター 山口 琢磨」
…若いけど、この人も仕事出来そうだなぁ。

プランニング、クリエイティブ、リサーチ。
自分がいま足りないと思っている分野のプロフェッショナルが揃っていた。

自分には受からないだろうなぁ。

たぶんmtc.って、僕と同世代・年下のメンバーだけど少数精鋭。 そして、弁護士事務所や会計事務所のような、共同パートナーでやっているような会社なのかな、そんなイメージ。
気になる会社ではあるけど、自分は受からないだろうなぁというのが率直なところでした。

しかし、諦めながらもどこか心に残っている部分があり、「話だけでも・・・」くらいの気持ちでコンタクト。 面談を通じていろいろ話していくうちに「やっぱ面白そう!」と感じてダメ元で選考プロセスへ。

エンジニア10割:マーケティング10割でやるって…💦でも、楽しそう。

面談・面接で計2回。
僕は「エンジニア/マーケターという両方の経験を生かしたポジション」での採用でした。
1回目の面談は、代表の岡崎とプランナーの山口と。
例のページに出ていた2人だ。 岡崎は強面で怖そう、山口は僕より若いけど仕事できそうだなぁ。 そんなイメージでした。

僕:「マーケティングエンジニアって、それぞれの割合は?」
面談の中でも今でも印象に残っているのが、僕がした「マーケティングエンジニアって、それぞれがどれ位の割合で力があればいいんですか?」という質問。
エンジニアとしてもブランクがあるし、マーケターとしての経験も3年程度。まだまだキャリアとして発展途上の段階、そんな僕がmtc.で必要とされるのだろうか気になって。
(5:5とか、7:3とか、そんな回答をもらって不安を払拭したかったのだと思います。)

しかし、岡崎からの回答は
「ジュウジュウ(10:10)ですよ。だから大変です。」

面談からの帰り道は、「ジュウジュウかぁ…」ってこの言葉をずーっと考えていました。 自分がそんなことできるのだろうか。道のりはなかなか厳しそう。

厳しそうだけど、楽しそう。 「mtc.に入りたい」という決心と覚悟ができた言葉でした。

内定。僕の本気さが伝わっていた…!

2回目は面接でした。面接後、無事に内定をもらう。「え!?僕でいいの!?」というのが率直な気持ち。
考察すると、現状のスキルではなくこれからの可能性で判断してくれたんじゃないかと。

採用担当の方から、岡崎が
「スキルについては足りない部分がある。でも使う、とか必要になったらちゃんとやれるタイプの人だと思うから心配してない」
というのと「たぶんこの先で転職するって難しい年齢になっているだろうし、家族もいるし、本気で一緒にがんばってくれる人だと俺は思う」

と言ってくれたというのを聞いて、僕の家族のことまでも考えてくれているんだなぁ。と厳しくて怖そうなイメージ(失礼…笑)の岡崎の印象が変わってきました。

だけど、「やったー!」という嬉しさと同時に、「mtc.であのメンバー達とうまくやっていけるのか・・・」という不安の方が大きくなってきました。

むしろ、内定が決まってからの方が不安だったかもしれません。

本当にこのページを何度見たことか

不安を払拭するために、内定が決まってからはmtc.で読まれている本を聞いて読んだり、SalesforceのTrailheadをやったり、久々にデータベースやコーディングの勉強をしたり、自分がどのようにしたら貢献できるのか、というのを考えながら過ごしていました。

緊張の入社。なんか、思ってたんとちがう!

不安の日々を過ごしながら、2月1日にスタート。
一通りのガイダンス後は、僕のあだ名決めだった。

あれ!? あだ名で呼んでくれるの!?

もっとみんなドライだと思ってた

なんか、みんなすごいフレンドリーだし、冗談ばかり言ってる。
僕の勝手な印象で、mtc.はプロフェッショナル が揃っているからお互いのことに干渉せず、「そっちはそっち、こっちはこっち」みたいな感じでドライな関係性なのかなって思っていた。
(前述した、弁護士事務所や会計事務所など、共同パートナーで経営しているイメージ)

飯塚(えいじさん)、太田(ひろくん)、住谷(ともちゃん)、山口(たくまくん)、みんなが仲の良い友達みたい。もちろん、岡崎(とおるさん)も。
※ カッコ内は僕が普段呼んでいる時の呼び方

みんなお茶目だけど、仕事では最強に真面目。
もちろん、アウトプットを出さないと評価されないし、そのための努力は惜しまない。
そのONとOFFのギャップがみんなの良いところだなぁと思う。
オープン&フラットで、心理的安全性がある。
入る前に感じてた不安が不思議に思えるくらい、mtc.での働きに心地良さを感じています。

最初の評価面談

入社してから数週間が経過して最初の評価面談がありました(※)。今の働き方で問題がないか、お互いに率直なところを話す場です。
※入社して3ヶ月は、月一で岡崎と太田(人事担当)との面談があります。

入社してからこの面談まで、担当する業務のキャッチアップや、その業務をよりよくするための取り組みなど、アウトプットを意識しながら自分なりに全力を注ぎました。
面談では、岡崎からは申し分ないくらいの評価をしてもらい、ここ数ヵ月抱いていた様々な不安(自分のキャリア、会社の将来、お給料などなど)がスカッと取り除かれて、今は本当に清々しい気持ちで仕事に取り組めています。

余談

ある日、急に経営メンバーから呼ばれ、「何かしでかしちゃっただろうか…」とビビりながら話を聞くと、なんと昇給。mtc.では入社の時に自分で自分の値段を決めます。だから僕の給料も自分で希望を出した金額ではあったのだけど、
「これまでの働きを考慮すると、安いかなと」
ということで、即断即決で昇給を決めてくれました。岡崎のメンバーに対する気持ちが見えて、じーんとしてしまった。
あ、この頃には最初に抱いていた怖そうなイメージは全くなくなりました!笑

”プロフェッショナル”の定義って姿勢なのかも

いま振り返ると、もっと早くに転職しておけば良かったなぁ、なんて思っています。
そして、「おまえビビりすぎだ」とも笑

やはり、僕くらいの年齢での転職となると即戦力というのは当然のように求められる条件だと思う。即戦力って何?ってなった時に、自分の中では「その業界、業務でのプロフェッショナルであること」と思っています。
ただ、プロフェッショナルというのは完成されたもの、ゴールみたいなものではなくて、過程や姿勢なんじゃないかなと。
面接の時にあった、「ジュウジュウ」って話も今は決してそこに到達していなかったとしても、そこを目指すための努力を惜しまない姿勢でアウトプットをしていけば、それはプロフェッショナルって自負して良いと思っています。

そんな考えに共感してくれる仲間が増えたら嬉しいです。

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