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もう一度ここから「光」を。mtc.夏祭り後編

もう一度ここから「光」を。mtc.夏祭り後編

(このお話は後編です。ここからでも楽しめますが、よければ先に前編をご覧ください)

縁日も終盤になり、自分たちが考えたサプライズ決行のためみんなを会場へ送った実行委員の二人。

しかし、到着した先で待っていたのは一緒にサプライズを計画していたはずの代表岡崎。

予定外の真っ暗な部屋へ通される実行委員の二人と、何も知らないメンバーたち。
岡崎から手渡された謎の箱。
部屋の壁には「箱は開けずにお待ちください」と投影された文字。

これから何が起こるんだろう。

しばらくすると、線香花火の映像が流れ始めて…

静かに見守るメンバーたち。
映像が終わると、あるメッセージが浮かんできました。

- 光 -

光には必ず影がある
光には必ず創り出す存在がある

深い影はみんなで払おう
光をつくるための汗はみんなで拭おう

そうしてできた静かだけど力強い光はみんなの証

僕たちは一人では弱い光だ
でも力を合わせれば特別な光になることができる

僕たちは目黒に帰ってきた
より一層大きな光になるために
この目黒の地でもう一度、世を照らす光になろう

このメッセージこそ、岡崎が夏祭りを開催した真の目的でした。

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時を遡ること数ヶ月前、私たちは特別な想いを持って数ヶ月前に目黒に引っ越してきました。
(詳しくはこちらに綴っています。)

「創業の地に戻ってきたという節目を形として残したい」
今回の物語は、岡崎のこの想いから始まったのです。

みんなに渡された謎の箱。
これには岡崎がみんなに伝えたかった想いが込められています。

クリエイターのヒロさんも参加のもと、夏祭りを開催するという告知のずっと前から、このプロジェクトは既に動いていました。

そして、作ったものをただ渡すだけでは面白くないと考えるのがmtc.の代表、岡崎。
よりインパクトのある渡し方にこだわります。

こうして今回の夏祭り計画へと繋がるのです。
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「さあ、箱を開けてください」

みんなの顔がぱあっと明るくなります。

箱を開けると、京都の扇子、香川の手ぬぐい、そして福岡の線香花火が入っていました。
どれも日本伝統の職人たちが丹精を込めて作った一級品で、こだわりの品。扇子と手ぬぐいはオリジナルデザインで、全て今回のテーマ”光”をモチーフにつくられています。


素敵なノベルティたちに興奮するメンバー。どれもすごく可愛いです。

せっかくなのでみんなで線香花火を。本物の線香花火ってすごく持ちが良いんですね。
久しぶりの花火についつい見惚れてしまいます。


さて、演出側はゆっくりしてられません。みんなが楽しんでいる間にランタンの最終準備を。

素人だけでやるので火を使わず、紐で回収できる安全なスカイランタンを探してくれました。
それでもかなり本格的で、ヘリウムガスをボンベから風船に注入します。

限られた時間で慣れないことをするので、なかなか思い通りにいきません。ヘリウムガスがうまく入らない。あかりの色が一個だけ違う。風船割れた!早くしなきゃみんな来ちゃう!

最後までバタバタでしたが、メンバーが会場に着くとそこには…

幻想的な光景が。
まるで映画の中みたいです。

「一人ひとつ、ランタンに願いを書いてください。」

突然言われて少し困惑する皆さんでしたが、何を書いたのでしょうか。ちょっとだけ覗いてみましょう。



願い事も決まり、いよいよクライマックスです。

みんなで輪になって、

せーのっ

(広い空間で安全対策を行い実施しています。)

ランタンが空に浮かんでいきます。

時間にするとほんの数秒だったけど、自分たちだけのために用意されたこの空間が、すごく特別で貴重な瞬間でした。

こんなにたくさんのことを考えてくれた、準備してくれたとおるさん、実行委員のひろきさんをはじめ、携わった皆さんに感謝です。

後日、みんなに感想を聞いてみました。

「これまでとおるさんが企画してくれたことって必ずウラがあったから、今回も一筋縄ではいかないとは思っていたけど、まさか2段階もサプライズがあるとは…疑心暗鬼になる笑」

「1日がすごく濃かった。ノベルティも含めて”mtc.”っぽいなと思える1日ですごく楽しかったです。」

確かに。もてなす側ももてなされる側も全力で楽しんで、実は隠れたメッセージがあって、お互いに感謝を忘れない。この夏祭りは、全体を通してmtc.らしさを肌で感じることができました。

実行委員のお二人にも話を聞きました。全体プランを考えつつ、結果的に二人もサプライズされる側になりましたが、「演出する側とされる側、どっちも体験できて2倍楽しめた!」とお話ししてくれました。

実はこうしたサプライズのある計画で、岡崎がタッグを組んで計画を実行させたのは今回が初めて。そういう意味でも貴重な体験です。

岡崎はいつもみんなを楽しませてくれる企画を考えてくれます。こっそり動くことが多いので、今回のように細かい作業をすることもしばしば。こんなに手作業の多い代表はなかなかいないと思います。

夏祭りが終わり、いつもの日常が戻ってきました。
毎日があっという間に過ぎていきますが、mtc.はこれからもここから光を灯し続けます。

Come Back to MEGURO on 20210705

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